お知らせイメージ図 お知らせイメージ図

News お知らせ

無痛分娩の安全基準

安全な無痛分娩を提供するために必要な診療体制に関する提言

1. 最新の「産婦人科診療ガイドライン産科編」を踏まえた上で、個々の妊産婦の状況に応じた適切な対応をとります。

2. 安全な無痛分娩を提供するために必要な診療体制を確保するよう努めます。
・インフォームド・コンセントの実施に関すること
・無痛分娩に関する安全な人員体制に関すること
・無痛分娩取扱施設の常勤医師であること。
・産婦人科専門医*資格を有していること。
・医療管理機器の定期的メンテナンスを行うこと。
・緊急時の対応訓練を行うこと。

3. 無痛分娩に係る医療スタッフの研修体制の整備に関する提言
 ・得られた知識や技術を維持し、最新の知識を更新するためには、月に1回程度、講習課題に応じて適切な頻度で定期的に講習会を受講しています。
 ・麻酔医専門医/産科専門医、無痛分娩安全管理外部指導者により講習を受けています。

4. 無痛分娩の提供体制に関する情報公開の促進のための提言
・無痛分娩の診療実績
・無痛分娩に関する標準的な説明文書
・無痛分娩の標準的な方法
・分娩に関連した急変時の体制
・危機対応シミュレーションの実施歴
・無痛分娩麻酔管理者の無痛分娩実施歴、講習会受講歴
・日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況報告
・ウェブサイトの更新日時

5. 無痛分娩の安全性向上のためのインシデント・アクシデントの収集・分析・共有に関する提言
・無痛分娩取扱施設は、日本産婦人科医会(以下「医会」という。)が実施する偶発事例報告事業、及び妊産婦死亡報告事業6の報告対象症例が発生した場合、医会に速やかに報告します。

6.「無痛分娩に関するワーキンググループ( 多摩無痛分娩勉強会 )」の設置に関する提言
・近隣の医師10施設程度と無痛分娩の提供体制についての継続的な検討に参画し、相互に連携した活動を展開しています。

無痛分娩の安全な提供体制

無痛分娩麻酔管理者(常勤):中野 義宏
麻酔従事歴:31年
無痛分娩歴:18年
産婦人科専門医資格者:あり
麻酔科専門医:なし
麻酔科標榜医資格:なし
安全な産科麻酔実施のための講習会:毎月第1土曜日
産科麻酔に関連した病態の講習会:カンファレンス1回/月
救急蘇生コースの受講歴:2019年

無痛対応助産師:12名(常勤:7名)
アドバンス助産師:5名(常勤:4名)
NCPR(新生児蘇生法普及事業)の資格:12名
安全な麻酔実施のための最新ワーキング:毎月第1土曜日
危機対応シミュレーション:1回/年

お知らせ一覧へ戻る